저는 학생이 아닙니다.
私は学生ではありません。
相手から質問されたとき、「~ではありません」と否定で返答する方法について解説していきます。
これを知っているだけで返答のレパートリーが増えますよ!
はじめに:基本の返答「네/아뇨」
基本の返答といえば、日本語だと「はい・いいえ」、英語なら「Yes・No」です。
肯定で返すときは「はい」、否定で返すときは「いいえ」ですね。
では韓国語ではどうでしょうか。
基本の返答・肯定
네(はい)
基本の返答・否定
아뇨(いいえ)
日常の会話では「네/아뇨」のあとに文章をつなげて、「はい、~です」や「いいえ、~ではありません」などと返答します。
「はい・いいえ」だけでも会話は成立しますが、ひとこと加えた方がより自然な会話らしくなります。
また日本語の句読点ではなく、韓国語の文章は英文のように「,カンマ」や「.ピリオド」で区切ります。
否定の返答「-가/이 아닙니다」
「~ではありません」
質問に対して否定で返すときの表現で、名詞のあとにつづけて使用します。
名詞の語幹にパッチムがあるかどうかで使い方が異なります。
また否定表現ですので、文章のあたまには「아뇨(いいえ)」がきます。
語幹にパッチムがないとき
名詞のうしろには「-가 아닙니다」がきます。
名詞 | 否定の表現 | 日本語の意味 |
교사 | 교사가 아닙니다 | 教師ではありません |
의사 | 의사가 아닙니다 | 医者ではありません |
語幹にパッチムがあるとき
名詞のうしろには「-이 아닙니다」がきます。
名詞 | 否定の表現 | 日本語の意味 |
학생 | 학생이 아닙니다 | 学生ではありません |
공무원 | 공무원이 아닙니다 | 公務員ではありません |
「-가/이 아닙니다」は鼻音化と呼ばれる発音のルールが適用されます。
(※赤字部分に対して)
助詞として使う「-가/이」
「~が」
「-가/이 아닙니다」で使われる「가/이 」は助詞としても使います。
否定の返答では「~では」と訳していましたが、助詞として使う場合には「~が」として使われます。
また、これもパッチムがあるかどうかでどちらを使うかが決まります。
会話例文:質問と否定の返答
会話形式で例文を紹介いたします。
あなたは学生ですか?
いいえ、私は学生ではありません
あの人は日本人ですか?
いいえ、あの人は日本人ではありません
まとめ
「はい・いいえ」
- 肯定は「네」を使う。
- 否定は「아뇨」を使う。
「~ではありません」
- 名詞のあとに「-가/이 아닙니다」をつける。
- パッチムの有無で使い方が異なる。
- 鼻音化のルールが適用。
- 文章のあたまに「아뇨」がつくことが多い。
「~が」
- 助詞として「가/이 」を使える。
- パッチムの有無でどちらを使うかが決まる。