今回は「上手・下手」について紹介いたします。
最初の一字目を変えるだけなのでとても簡単です。
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用語解説
今回紹介する用語は3つ。まず「上手」と「下手」について。それから「出来なくもないけど、上手くもない」といった、中間に位置する表現についてです。
① 上手だ
用語:잘하다
日本語の意味:上手だ、上手い
読み(発音):chalhada(チャラダ)
副詞「잘(よく、うまく)」の後に分かち書きで、「하다(する)」を付けて「잘_하다(~することができる)」といった表現になります。今回の場合は、「잘하다」という一つの単語になります。
活用例
친구는 한국어를 잘하다.
友達は韓国語が上手だ。
※あることが一定の水準以上にあること(能力が高い)。
② 下手だ
用語:못하다
日本語の意味:下手だ
読み(発音):moshada(モタダ)
「못-」+「하다」で「못_하다(~することができない)」といった表現になります。今回の場合は、「못하다」という一つの単語になります。
活用例
나는 노래를 못하다.
私は歌が下手だ。
※あることが一定の水準以下にあること(能力がない)。
③ 上手くできない
用語:잘 못하다
日本語の意味:よくできない、上手くできない
読み(発音):chal moshada(チャル モタダ)
副詞「잘」の後に分かち書きで、「못하다」を付けて活用します。できなくもないけど「上手くできない」といった意味になります。
活用例
운동을 잘 못하다.
運動が上手くできない。
※ある水準以上ではあるが、一方で一定の水準には達していないこと(能力が低い)。
補足
前回紹介した「못 하다(~することができない)」ですが、「못하다(下手だ)」とほぼ形が同じですね。置き換え可能か検証してみましょう。
골프를 못하다(ゴルフが下手だ)
골프를 못 하다(ゴルフをすることができない)
※置き換えても特に不自然さはないです。
오늘은 골프를 못하다(今日はゴルフが下手だ)
오늘은 골프를 못 하다(今日はゴルフをすることができない)
※予定があってゴルフができないとした場合、上の文章は不自然ですが、下の文章は「何らかの理由で(予定があるから)ゴルフができない」とすると自然です。
まとめ
今回は3つの用語を紹介いたしました。
- 잘하다(上手だ)
- 못하다(下手だ)
- 잘 못하다(上手くできない)
上で紹介した「한국어'를' 잘하다(韓国語'が'上手だ)」のように、助詞は「이/가(が)」ではなく、「를(を)」を使います。それではまた”또 보자”