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【初級韓国語】文章をつくってみよう!日常で使える「格助詞」まとめ

 

格助詞でつなげて文章をつくってみよう。

 

単語を覚えて次にやることは文章をつくることです。

今日の出来事や昨日起こったことなど、現時点で知っている単語をつなげてできるだけ多く文章を作ってください。

無理に知らない言葉を調べて難しい文章をつくるよりも、簡単な文章でも自分で考えて作ると良いです。

韓国語学習は反復あるのみ。効率の良い学習もいいですが、まずは覚えたことをしっかり自分のものにしていきましょう。

 

では今回は、文章を成り立たせる上で必要不可欠な格助詞について解説していきます。

それほど難しくないので、気軽な気持ちで読んでみてください。

 

 

はじめに「格助詞」とは

 

助詞のひとつ。文中で他の語とどのような関係があるかを示す助詞。

助詞だけでは文章を成り立たせることができません。

 

 

 

「格助詞」の種類

 

格助詞には下記のようなものがあります。

「が」「の」「を」「に」「と」「から」「より」「で」など。

 

日本語でもよく使うため、このあたりは特に説明は不要だと思います。

では一つずつ解説していきます。

 

 

 

助詞「が」

 

여기 우리 학교입니다ヨギガ ウリ ハッキョイムニダ

(ここうちの学校です)

 

우산 있습니다ウサニ イッスムニダ

(傘あります)

 

赤字の「가 」と「이」は、どちらも助詞「が」です。

この2つはパッチムの有無でどちらを使うかが決定します。

 

 

助詞「が」の使い方

パッチムが無い場合:

「고기(肉)」や「 우유(牛乳)」のようにパッチムがない場合は、後ろに「가 」がつきます。

「고기가 (肉が~)」、「우유가(牛乳が~)」となります。


パッチムが有る場合:

「학생(学生)」や「 한국(韓国)」のようにパッチムがある場合は、後ろに「이」がつきます。

「학생이(学生が~)」、「한국이(韓国が~)」となります。

 

 

 

助詞「の」

 

한국 학교ハングゲ ハッキョ

(韓国学校)

 

赤字の「의」は語頭の場合「ウィ」、語中の場合「イ」と発音します。

しかし「~の」のように使う場合「エ」と発音します。

 

 

助詞「의」の発音

(医者)の発音は「ウィサ」
(会議)の発音は「フェ
의사 회의(医者の会議)の発音は「ウィサ フェイ」

 

 

ちなみに「한국의 학교」は省略して「한국 학교」としても「韓国の学校」という意味で通じます。

日常会話では省略した後者をよく使います。

 

 

 

助詞「を」

 

공부 하다コンブルル ハダ

(勉強する)

 

가방 사다カバンウル サダ

(カバン買う)

 

赤字の「를」と「을」は、どちらも助詞「を」です。

この2つはパッチムの有無でどちらを使うかが決定します。

 

 

 

助詞「を」の使い方

パッチムが無い場合:

회사(会社)」や「학교(学校)」ようにパッチムがない場合は、後ろに「를 」がつきます。

회사를(会社を~)」、「학교를(学校を~」となります。


パッチムが有る場合:

「책(本)」や「술(お酒)」のようにパッチムがある場合は、後ろに「을」がつきます。

「책을(本を~)」、「술을(お酒を~)」となります。

 

 

 

助詞「に」

 

회사 가다フェサエ カダ

(会社行く)

 

택시 타다テクシルル タダ

(タクシー乗る)

 

여행 가다ヨヘンウル カダ

(旅行行く)

 


동생에게 선물을 주다トンセンエゲ ソンムルル チュダ

(弟プレゼントをあげる)

 

助詞「に」はパッチムの有無だけでは決められません。

 

 

 

助詞「に」の使い方

場所や時間に対しては「에」


目的や行為に対しては「를/을」

(パッチム無し⇒를、パッチム有り⇒을)


人や動物に対しては「에게」

 

 

 

助詞「と」

 

  1. 「와」と「과」
  2. 「하고」
  3. 「랑」と「이랑」

 

助詞「と」は3種類あります。

どれも「コーヒーとケーキ」などのように、日本語と使い方は同じです。

 

 

 

助詞「と」の使い方

「와」と「과」

書き言葉。ニュースなどで使われる。

주스(ジュース)」のようにパッチムがない場合「와」。

대학(大学)」のようにパッチムがある場合「과」を使う。


「하고」

話し言葉。パッチムの有無に関係なく「하고」を使える。


「랑」と「이랑」

話し言葉。日常でよく使う。

커피(コーヒー)」のようにパッチムがない場合「랑」。

「편의점(コンビニ)」のようにパッチムがある場合「이랑」を使う。

 

 

 

助詞「から」

 

아침부터 낮까지 놀다アチムプト ナッカジ ノルダ

(朝から昼まで遊ぶ)

 

에서 학교까지 멀다ヨゲソ ハッキョッカジ モルダ

(駅から学校まで遠い)

 

場所を指す場合「에서」、場所以外の場合「부터」を使う。

 

 

 

助詞「より」

 

도쿄보다 춥다トキョポダ チュプタ

(東京より寒い)

 

생각보다 맛있다センガッポダ マシッタ

(思ったより美味しい)

 

名詞につけることで比較の表現になる。

「보다」は「見る」や「会う」など、複数の意味がある単語。

 

 

 

助詞「で」

 

카페 앞에서 만난다カペ アペソ マンナダ

(カフェの前会う)

 

전철 돌아가다チョンチョルロ トラガダ

(電車帰る)

 

場所を指す場合「에서」、手段を指す場合「로」を使う。

 

 

 

まとめ

 

助詞「が」

パッチムの有無で使い分ける。

パッチムがない場合「가 」、パッチムがある場合「이」。

 

助詞「の」

発音は「エ」。

「의」は省略することもできる。

 

助詞「を」

パッチムの有無で使い分ける。

パッチムがない場合「를」、パッチムがある場合「을」。

 

助詞「に」

場所や時間に対して使う場合「에」。

目的や行為に対して使う場合「를/을」。パッチムがない場合「를」、パッチムがある場合「을」。

人や動物に対して使う場合「에게」。

 

助詞「と」

書き言葉の「와/과」。パッチムがない場合「와」、パッチムがある場合「과」。

話し言葉の「하고」。パッチムの有無に関係なく使える。

話し言葉の「랑/이랑」。パッチムがない場合「랑」、パッチムがある場合「이랑」。

 

助詞「から」

場所以外に対して使う場合「부터」。

場所に対して使う場合「에서」。

 

助詞「より」

比較の表現で使う「보다」。

「보다」には「見る」や「会う」といった複数の意味がある。

 

助詞「で」

場所を指すときに使う場合「에서」。

手段を指すときに使う場合「로」。

 

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