「韓国語の勉強をはじめよう」
その学習方法は大きく分けて2つ。独学かスクールに通うかです。
正直、どちらが良いか迷ってしまいますよね。
費用を考えると独学が良さそうだけど、何から始めれば良いのかわからないし。
逆にスクールに通えばカリキュラムに沿って効率的に学べそうだけど、費用も時間もかかりそう。
「大切なことは自分に合った学習スタイルは何か」
独学とスクールのメリット・デメリットを踏まえて自分に合った学習方法を見つけることから始めましょう。
もくじ
独学でもできる韓国語学習
韓国語は独学でもマスターすることが十分可能です。
実際「テキストやネットだけで勉強して話せるようになった」、「字幕なしで韓国ドラマを観れるようになった」という方もいらっしゃいます。
独学のメリット・デメリット
独学のメリット
<1>時間の融通がきく
⇒ 自分の好きな時間で自由に学習できる。
<2>好きな場所で勉強できる
⇒ 通勤・通学移動などの隙間時間を使って効率的に学習できる。
<3>自分のペースで進められる
⇒ 自分の好きな項目を選んで学習できる。
<4>費用を抑えることができる
⇒ 最小限の費用で学習できる。
独学のデメリット
<1>自分の学習レベルが分かりづらい
⇒ 学習進捗を自分で管理できる反面、しっかり学習できているか分かりにくい。
<2>モチベーションを維持するのが難しい
⇒ 勉強をサボってしまうとそのまま断念することがある。
<3>実践形式の練習ができない
⇒ 一人なので会話の練習をする機会がほとんどない。
独学の勉強方法
独学で勉強するポイント
<1>テキスト選び
⇒ 学習教材は読みやすいものを選ぶと継続させやすい。
(イラスト付きで会話がイメージしやすいなど)
<2>目的を知る
⇒ 学習する目的を知ることで、勉強に必要な項目を選択することができる。
<3>読み書きの練習
⇒ できるだけ多くの単語を覚えて、自分の言葉で文章をつくってみる。
<4>聞きとりの練習
⇒ 韓国語に触れる機会をつくる。
(韓国ドラマやK-popなどもあり)
<5>発音の練習
⇒ 口に出して覚える。一人でも会話形式でイメージしながら話す。
まず学習の目的や自分のレベルに合わせたテキストを選ぶことから始めます。初心者の方は「初心者のための」や「初級韓国語」などのタイトルのものを手にとってみましょう。
語学系のテキストは、たいてい書店で中を見ることができると思います。何冊か目を通してみて「これは読みやすいな」と思ったものを選ぶのが勉強を継続させるコツ。
音声データ(CD)付のテキストもありますので、それも有効活用すると良いです。
スクールに通う韓国語学習
最近では、韓国語講師によるネイティブな韓国語に触れることができる学校が増えてきました。
私の主観ですが、本気で学びたいという方は学校に通っている方が多い気がします。
スクールのメリット・デメリット
スクールのメリット
<1>プロの講師からしっかり学べる
⇒ 客観的に語学レベルを見てもらえるため、学習計画が立てやすい。
<2>自分に合ったレッスン形式を選べる
⇒ 「個人」「ペア」「グループ」などがある。
<3>実践形式で会話練習ができる
⇒ 講師(もしくは他の生徒)と会話練習ができる。
(韓国人講師であればネイティブな韓国語にも触れることができる)
スクールのデメリット
<1>授業の時間をつくる必要がある
⇒ 個人レッスンなら比較的時間の調整がしやすいが、グループだと決められた時間に合わせる必要がある。
<2>費用がかかる
⇒ 学校により金額は異なるが、入学金、月謝などの費用がかかる。
(その他にテキスト代がかかることもある)
スクールの選び方
スクールを選ぶポイント
<1>通いやすいか
⇒ 自宅や会社から通いやすい場所にあるか。
<2>カリキュラムはどうか
⇒ 最近は学校独自のカリキュラムというより、好きなテキストを選んで講師の指導のもと学習するというスタイルが増えてきている。
<3>講師はどうか
⇒ 安価なスクールだと結構当たり外れがある。
<4>体験レッスンがあるか
⇒ たいていのスクールには体験レッスンがある。
(無料の学校もあれば、1時間1000円などの費用が発生する学校もある)
実際に会話形式で発音の練習ができるところが独学との大きな違いです。
自分のペースでしっかり勉強したければ「個人レッスン」、友達や恋人と一緒に勉強したければ「ペアレッスン」、同じ目的の知らない方と勉強したければ「グループレッスン」など選ぶことができるのも魅力です。
私は費用をかけてもしっかり学びたいタイプなので「個人レッスン」をおすすめします。「個人レッスン」は「ペア」や「グループ」よりも授業の進行スピードが早いです。
ご自身がどのように学習したいかよく考えて選んでください。無料体験でも「グループレッスン」などを受けれるところもありますので、自分に合った学校が見つかるまで体験レッスンするのも良いでしょう。
オンラインレッスンもある
自宅や会社の近くに学校がなくて通えないという方は、「オンラインレッスン」に対応している学校もあります。
ただこれも学校によって当たり外れがあります。LINEのビデオ通話を使うなど学校によって様々ですが、通信が悪く円滑に授業を進められないことがあったり、オンラインなのに費用が通学と変わらない、など不満の意見を耳にすることがあります。
初めからオンライン希望であれば、オンラインでの体験レッスンに申し込むのも良いと思います。
独学・学習まとめ
step
1独学で学習する
費用をかけずに学習したい。
時間をつくって一人でも継続させることができる。
step
2自分に合ったテキストを選ぶ
学習する目的に合った内容のものを選ぶ。
読みやすい内容のものを選ぶ。
step
3可能なら
韓国語をつかって会話してみる。
スクール・学習まとめ
step
1スクールで学習する
プロにしっかり教えてもらいたい。
独学だとモチベーションを維持できない。
step
2自分に合った学校を選ぶ
無理なく通えて、費用が自分に合っている学校から選ぶ。
体験レッスンを受けてみる。
step
3レッスン形式を選ぶ
個人、ペア、グループなどから自分に合ったスタイルを選ぶ。
地方でもオンラインレッスンがあるのでプロから学べる。