今回は「種類」を表す名詞(助数詞)について
2つの名詞の使い分けについて紹介します。
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用語解説
どちらも「種類」を表す名詞(助数詞)です。何が違うのか、それについて紹介していきたいと思います。
① 依存名詞「가지」
用語:가지
日本語の意味:種類
読み(発音):gaji(カジ)
「種類」を表す助数詞です。また依存名詞※単体では成立しない名詞であり、固有数詞と合わせて「1種類、2種類…」のように種類を数えるときに使います。
- 正)한 가지(1つ、1種類)
- 誤)
가지(種類)← 単体での使用不可
② 名詞「종류」
用語:종류
日本語の意味:種類
読み(発音):jonglyu(チョンニュ)
「種類」を表す名詞です。通常の名詞※単体で成立する名詞であり、固有数詞と合わせて「1種類、2種類…」のように種類を数えるときにも使います。
- 正)한 종류(1種類)
- 正)종류(種類)
活用例
下記例のように単体で使用するときは「종류」を、助数詞として使用するときは「가지」と「종류」どちらも活用できます。
① 活用例「가지」
한두 가지 골라 주세요.
1つか2つ(1~2種類)選んでください。
※助数詞として活用。「한 가지(1種類)」、「두 가지(2種類)」
여러 가지 관광했습니다.
いろいろ観光しました。
※「여러」は「色々な、様々な」といった意味をもち、名詞の前に付けて使います。今回は依存名詞である「가지」と合わせて「여러가지」としています。意味は「色々な種類」となります。
② 活用例「종류」
세 종류도 먹었어요.
3種類も食べました。
※助数詞として活用。「한 종류(1種類)」、「두 종류(2種類)」
이렇게 종류가 많습니까?
こんなに種類が多いんですか?
※名詞として活用。単体の名詞として使えるのは「종류」だけです。
まとめ
今回は「種類」を表す名詞(助数詞)2つを紹介いたしました。どちらも同じ「種類」を意味しますが、活用方法に違いがありますので注意しましょう。
- 依存名詞:가지(種類)
※助数詞として使用可能、単体での使用不可 - 名詞:종류(種類)
※助数詞としても、単体でも使用可能
以上になります。それではまた”또 보자”