今回は名前のあとに付ける「敬称」、ひとの「呼び方」について解説していきます。
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ひとの「呼び方」について
「敬称」とは名前に添えて敬意を表すときの表現で、「~さん」や「~様」などがあります。
① 「~さん」
用語:씨
日本語の意味:さん
読み(発音):ssi(ッシ)
活用方法:人名のあとに「-씨」を付ける。
韓国ではフルネーム、もしくはファーストネームに付けて使います。
活用例:「-씨」
〇 김수현 씨(キム・スヒョンさん)
〇 수현 씨(スヒョンさん)
✖ 김 씨(キムさん)
② 「~様」
用語:님
日本語の意味:様
読み(発音):nim(ニム)
活用方法:人名・肩書きのあとに「-님」を付ける。
礼儀が厳しい韓国では、目上の人に対して「님」を使うのが正しいとされています。
手紙の受取人に対しての敬称は、「님」よりも「귀하(貴下)」が一般的です。
活用例:「-님」
회장님(会長)
사장님(社長)
선생님(先生)
③ 「呼び捨て」
用語:야/아
日本語の意味:(※呼び捨て)
読み(発音):ya/a(ヤ/ア)
活用方法:人名のあとに「-야/아」を付ける。
名前のおわりにパッチムがなければ「야」、パッチムがあれば「아」を付けます。
相手を呼び捨てるときに使います。
活用例:「-야/아」
<パッチムなし>예지야(イェジ)
<パッチムあり>수현아(スヒョン)