今回は「~ながら」の表現についてです。
これは「~しながら~する」といった動作の平行を示す表現になります。
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助詞解説
助詞:-[으]면서
日本語の意味:~ながら
「~ながら」を意味する助詞です。「~しながら~する」といったように、2つの動作(前後の動詞)の平行を示す表現になります。
活用方法
動詞のあとに付けて活用します。語幹にパッチムがある場合は「-으면서」、パッチムがない場合とㄹパッチムの場合は「-면서」を使います。
動詞 | 助詞活用 |
가다(行く) ※語幹にパッチムなし |
가면서(行きながら) ※「-면서」を付ける |
먹다(食べる) ※語幹にパッチムあり |
먹으면서(食べながら) ※「-으면서」を付ける |
놀다(遊ぶ) ※語幹がㄹパッチム |
놀면서(遊びながら) ※「-면서」を付ける |
活用例
술을 마시면서 소금을 핥다.
お酒を飲みつつ塩を舐める。
※基本動詞「마시다(飲む)」の語幹にはパッチムがないので、あとには「-면서」を付けます。またこの例文は「飲む」動作と「舐める」動作の平行を表しています。訳は「飲みながら~」でも構いません。
케이크를 먹으면서 커피를 마셔요.
ケーキを食べながらコーヒーを飲みます。
※基本動詞「먹다(食べる)」の語幹にはパッチムがあるので、あとには「-으면서」を付けます。またこの例文は「食べる」動作と「飲む」動作の平行を表しています。
공부하면서 유튜브를 봤오요.
勉強しながらユーチューブを見ました。
※基本動詞「공부하다(勉強する)」の語幹にはパッチムがないので、あとには「-면서」を付けます。またこの例文は「勉強する」動作と「見る」動作の平行を表しています。
운전하면서 전화하는 사람이 있습니다.
運転しながら電話してる人がいます。
※基本動詞「운전하다(運転する)」の語幹にはパッチムがないので、あとには「-면서」を付けます。またこの例文は「運転する」動作と「電話する」動作の平行を表しています。
まとめ
2つの動作(前後の動詞)の平行を示す表現について紹介いたしました。用語の語幹(パッチムの有無)でかたちが変わります。
- パッチムあり:「-으면서」を使う
- パッチムなし:「-면서」を使う
- ㄹパッチム:「-면서」を使う
動作の平行は日常で誰しも行っていることです。自身の動作に当てはめて、うまく活用してみてください。それではまた”또 보자”