韓国語で「あとで」を表すことばは2つあります。
今回は2つの「あとで」の違いと使い方について解説していきたいと思います。
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2つの「あとで」
どちらも日本語で「あとで」を意味することばです。
しかし、この2つは相手に与えるニュアンスが異なります。
たとえば、あなたが「あとで会いましょう」と言ったとしましょう。その相手が1時間後に会う人なのか、それとも次にいつ会うか分からない人なのかによって、そこに含まれる意味は違うものになりますよね?
1時間後に会う人であれば「1時間後に会いましょう」ととれますし、いつ会うか分からない人であれば「機会があれば会いましょう」ともとれます。
이따가(少しあとで)
用語:이따가
日本語の意味:あとで
読み(発音):ittaga(イッタガ)
※単語「이따가」発音はこちら
「(少し)あとで」といったニュアンスです。
一般的に「今日中、数時間後、数分後」などの近い未来を指します。また可能性が高い表現になります。
例文:「이따가」
이따가 전화할게.
後で電話するよ。
伝わり方:「今日中、遅くとも翌日には電話するよ」
나중에(あとで)
用語:나중에
日本語の意味:あとで
読み(発音):najun-e(ナジュンエ)
※単語「나중에」発音はこちら
「(いつになるか分からない)あとで」といったニュアンスです。
先延ばしにするときなどに使ったりします。「이따가」と比べて可能性の低い表現になります。
例文:「나중에」
나중에. 지금 어쩐지 귀찮다.
後で。今なんだかだるい。
伝わり方:「そのうちやる」|補足:「だるい」は「面倒くさい」というニュアンス
「あとで」まとめ
今回は2つの「あとで」を紹介いたしました。
- 이따가(少しあとで)
- 나중에(あとで)
どちらも同じ「あとで」という意味ですが、相手への伝わり方が異なる点に注意しましょう。それではまた”또 보자”