今回は「注射」について解説いたします。
こちらは韓国語の名詞になります。
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用語解説
用語:주사
日本語の意味:注射
読み(発音):chusa(チュサ)
名詞で「注射」となります。
立場で変化する「打つ」
日本語では医師(打つ側)も患者(打たれる側)も「注射を打つ、打たれる」のように表現します。しかし韓国語では、どちらの立場かで「打つ」という動詞が変化します。
① 注射を打つ人に対して
用語:주사를 놓다
日本語の意味:注射を打つ
読み(発音):chusaleul nohta(チュサルル ノタ)
注射を打つ人に対しては「놓다」を使います。この単語は、ほかにも「置く、放す」などの意味があります。
活用例
의사가 소년에게 주사를 놓다.
医師が男の子に注射を打つ。
※主語が医師(打つ人)なので、「놓다」を使います。※その他用語の意味「의사(医師)」「소년(少年)」
② 注射を打たれる人に対して
用語:주사를 맞다
日本語の意味:注射を打たれる
読み(発音):chusaleul majta(チュサルル マッタ)
注射を打たれる人に対しては「맞다」を使います。この単語は、ほかにも「合う、正しい」や「もらう、迎える」などの意味があります。
活用例
독감 예방 주사를 맞다.
インフルエンザの予防接種を受ける(打たれる)。
※打たれる人に対してなので、「맞다」を使います。※その他用語の意味「독감/毒感(インフルエンザ)」「예방 주사(予防注射、予防接種)」
「注射」まとめ
名詞「注射」について解説いたしました。立場によって「打つ」の動詞が変化する点に注意しましょう。
- 打つ人:주사를 놓다
- 打たれる人:주사를 맞다
最近、コロナワクチン2回目をようやく接種することができました。コロナワクチンは韓国語で「코로나 백신」といいます。今回紹介した「놓다/맞다(打つ/打たれる)」は、ワクチンを「打つ/打たれる」と使ってもOKです。それではまた”또 보자”